docomoの障害者割引

大手携帯3社には障害者割引があります。今回はdocomoの割引(ハーティ割引)について紹介します。

対象の方

  • 身体障がい者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳
  • 特定疾患医療受給者証
  • 特定疾患登録者証
  • 特定医療費(指定難病)受給者証

    以上の手帳や受給証をもっている方が対象となります。

注意事項

対象者一人に対して、1回線のみ割引が適用されます。家族3人が障害者手帳を保持していれば3人
それぞれ割引が受けられます。

一度適用されれば、その後更新の手続きや現況調査などはありませんが、もし手帳の返還や、証明書番号・発行元自治体に変更が生じた場合はすぐにお近くのdocomoショップやインフォメーションセンターにお問い合わせください。

割引内容

月額料金の割引(税込)

docomoさんが主力にしているプランと、現在加入者が多いであろう
プランを絞ってまとめてみました。(2025年5月現在)
詳細については必ずホームページをご確認ください。

契約種別 料金プラン 月額料金 割引後の月額料金 差額
5G eximo ポイ活 無制限 10,615円 9,108円 1,507円
eximo ~1GB 4,565円 3,058円 1,507円
5Gギガホ   プレミア 無制限 7,315円 5,808円 1,507円
5Gギガライト ステップ1 3,465円 1,958円 1,507円
U15はじめて スマホプラン (5GB) 1,980円 1,408円 572円
5Gデータプラス 1,100円 880円 220円
Xi ギガホプレミア ~60G 7,205円 5,698円 1,507円
ギガホ   7,865円 6,358円 1,507円
ギガライト ステップ1 3,465円 1,958円 1,507円
はじめてスマホプラン 1,980円 1,408円 572円
データプラス   1,100円 880円 220円
キッズケータイ プラン2 550円 0円

こうして見てみると、おおよそのプランで1,507円割引になりますね。

でも「みんなドコモ割」とか、他の割引と組み合わせるともっと安くなるんじゃないかな?
と思うかもしれませんが、そう上手くいきません。

次の割引は併用できませんのでご注意を!

  • みんなドコモ割
  • 子育てサポート割引
  • dカードお支払い割
  • はじめてスマホISP割

これらの割引の条件を満たした場合はハーティ割引が優先されて適用されます。

月額料金だけでなく、通話料金も安くなります

ありがたい事にdocomoでは通話料金の割引もあります。病院への予約や、市役所への問い合わせ。また利用している福祉サービス施設への相談など、通話する機会も多いのではないでしょうか?
一定の金額を支払えば、それ以上の料金を払わなくていい「かけ放題」のサービスがあるので、これで気兼ねなく通話できます。

かけ放題のサービスもハーティ割引の対象になります。

割引種類名 月額 通話料
5分通話無料オプション 770円 → 無料 5分経過後は30秒につき22円
かけ放題(国内のみいつでも) 1,870円 → 1,100円 無し

ハーティー割引を申し込む時は必ず「5分通話料オプション」をつけるようにしましょう。
5分以内の通話なら何回かけても無料になります。

ただ時間を気にして通話する余裕は無いと思いますので、時間オーバーした時は単純に
5分ぶん料金が得したと思えばいいと思います。

通話料が毎月1,100円を超えるようであれば「かけ放題」を申し込みしましょう。

その他の割引

うちの妻は二つの行動を同時に行う事が困難です。また、うつ状態の時は電話に出ることが難しい時があります。その時に役立ってくれるているのが「留守番電話」というオプションです。落ち着いた時に記録された音声を何回も聞いて自分でノートに書いたりしています。

このサービスもハーティ割引で通常330円から132円になります。同じ症状の方がいましたら、割引がありますので「留守番電話」のオプションをつけてみてはいかがでしょうか。

また次のような手続きの手数料も無料になります。
しかし注意してほしいのが、「ハーティ割引適用後」なので前もってハーティ割引を申請していないと
無料になりません。

新規契約(3,850円)
名義変更(3,850円)
機種変更(3,850円)
契約変更(3,850円)
初期設定サポート(3,300円)

ハーティ割引の申請の仕方

ドコモショップ、家電量販店、一般代理店で申し込みできます。

障害者アプリ「ミライロID」でも可能ですが、用意しなければならない書類や、現在よりも本当に月額料金が安くなるのか不安だと思うので確認したほうが無難です。

そこで、最初にドコモインフォメーションセンターに電話してわからない事や不安な所を相談して、ドコモショップに来店して一つづ店員さんに教えてもらいながら申し込みする方法が一番良いかと思います。来店する際には混雑して待ち時間が長いと疲れてしまうので、あらかじめ来店予約する事をおすすめします。

家電量販店は平日に行くと空いていてすぐに対応してくれますが、本来はスマホを売る事が仕事なので、ハーティー割引について詳しくない人が多いです。「少々おまちください」と言われてかなり待たされる事があるので、おすすめ出来ません。

具合が悪くて中々外出できない方のために郵送での申し込みもできます。申し込み用紙の取り寄せはドコモインフォメーションに頼めば送られてきます。もし記入して送付した後に書類の不備があった場合は、不備の理由が書き添えられた用紙と記入した申し込み用紙が返送されてきます。こうなってしまうと手続きにかなり時間を要してしまうので、大変手間はかかってしまいますが、インフォメーションセンターで記入事項を確認して郵送する事が望ましいです。

まとめ

病院への通院や、薬代などでお金がどんどん減っていって大変ですよね。そのためには毎月の固定費を節約しなければなりません。特に改善しやすいのが通信費の見直しです。障害者割引を上手に使って少しでも生活が楽になれれば良いと思います。手続き等で大変ですが、乗り越えていきましょう!

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