ドコモの障害者割引(ハーティ割引)は安いし、更新手続きはありません

我が家では家族3人が精神障害者です。平日休みの日はほとんど病院か市役所などの公共施設に行って書類の提出や面談などが多いです。そんな日々の実体験に基づいて、なかなか他では得ることができないリアルな情報を発信していきますので、何かのお役に立てればと思います。

ドコモの障害者割引(ハーティ割引)は安いのか?

ドコモの障害者割引を使うと、月額料金が普通の料金と比べて安くなります。

どのくらい安くなるかですが、会社のホームページを見ても、どこを見ればいいのかわかりにくいし、料金の計算が難しいです。

そこで、ポイントを絞って簡単に紹介していきます。

例えば、妻が利用しているプラン(ギガライト2)ですと、月額 1、507円 ほど安くなります。

割引内容は?

加入しているプランにもよりますが、大体のプランで安くなります

ドコモさんが主力にしているプランと、現在加入者が多いであろう
プランを絞ってまとめてみました。(2025年5月現在)
詳細については必ずdocomoのホームページをご確認ください。

契約種別 料金プラン 月額料金 割引後の月額料金 差額
5G eximo ポイ活 無制限 10,615円 9,108円 1,507円
eximo ~1GB 4,565円 3,058円 1,507円
5Gギガホ   プレミア 無制限 7,315円 5,808円 1,507円
5Gギガライト ステップ1 3,465円 1,958円 1,507円
U15はじめて スマホプラン (5GB) 1,980円 1,408円 572円
5Gデータプラス 1,100円 880円 220円
Xi ギガホプレミア ~60G 7,205円 5,698円 1,507円
ギガホ   7,865円 6,358円 1,507円
ギガライト ステップ1 3,465円 1,958円 1,507円
はじめてスマホプラン 1,980円 1,408円 572円
データプラス   1,100円 880円 220円
キッズケータイ プラン2 550円 0円

こうして見てみると、おおよそのプランで1,507円割引になります!

ちなみに人気の「irumo」と「ahamo」は割引対象外なので残念です・・・。

役立ち情報やおすすめオプション

家族に複数障害者がいる場合と、割引適用後について

対象者一人に対して、1回線のみ割引が適用されます。家族3人が障害者手帳を保持していれば3人それぞれ割引が受けられます。

一度割引が適用されれば、その後更新の手続きや現況調査などはありません。

5分以内の通話なら無料になる

月額料金だけでなく、通話料金の割引もあります。

病院への予約や、市役所への問い合わせ。また利用している福祉サービス施設への相談など、通話する機会も多いのではないでしょうか?

一定の金額を支払えば、それ以上の料金を払わなくていい「かけ放題」のサービスがあるので、これで気兼ねなく通話できます。以下が通話割引の内容です。

割引種類名 月額 通話料
5分通話無料オプション 770円 → 無料 5分経過後は30秒につき22円
かけ放題(国内のみいつでも) 1,870円 → 1,100円 無し

いつも5分以内で電話を終えられる方は「5分通話無料無料オプション」をつけましょう。

「5分通話無料オプション」で5分以内の通話なら何回かけても無料になります!


ただ時間を気にして通話する余裕は無いと思いますので、5分を超えた時は単純に5分ぶん料金が得したと思えばいいと思います。

結構役立つ「留守番電話」のオプションも安くなる

通常330円から132円になります。

うちの妻は二つの行動を同時に行う事が困難です。また、うつ状態の時は電話に出ることが難しい時があります。

その時に役立ってくれているのが「留守番電話」というオプションです。落ち着いた時に記録された音声を何回も聞いて自分でノートに書いたりしています。

このサービスもハーティ割引で通常330円から132円になります。同じ症状の方がいましたら、割引がありますので「留守番電話」のオプションをつけてみてはいかがでしょうか。

手続きの手数料も無料になります

新規契約(3,850円)→無料
名義変更(3,850円)→無料
機種変更(3,850円)→無料
契約変更(3,850円)→無料
初期設定サポート(3,300円)→無料

しかし無料になるのが「ハーティ割引適用後」なので、前もってハーティ割引を申請しておかなければなりません。


ハーティ割引の申請の仕方

ドコモショップ、家電量販店、一般代理店で申し込みできます。

障害者アプリ「ミライロID」でも可能ですが、用意しなければならない書類や、現在よりも本当に月額料金が安くなるのか不安だと思うのでまずドコモインフォメーションセンターに問い合わせして確認してからお店に行って手続きするのをおすすめします。最近では電話も混み合っているので、インターネットやスマホで電話するための事前予約をした方が良いですね。

申請の仕方
  • STEP1
    docomoインフォメーションセンターに相談

    わからない事や不安な所を相談する
    必要書類も確認しましょう

  • STEP2
    ドコモショップの来店予約をする

    待ち時間が長く疲れてしまうので、あらかじめ来店の予約をしましょう

  • STEP3
    来店して、店員さんに付き添ってもらい申請をする

    丁寧に教えてもらえるので、ゆっくり申請できます

家電量販店は平日に行くと空いていてすぐに対応してくれますが、本来はスマホを売る事が仕事なので、ハーティー割引について詳しくない人が多いです。

「少々おまちください」と言われてかなり待たされる事があるので、おすすめ出来ません。

具合が悪くて中々外出できない方のために郵送での申し込みもできます。

申し込み用紙の取り寄せはドコモインフォメーションセンターに頼めば送られてきます。もし記入して送付した後に書類の不備があった場合は、不備の理由が書き添えられた用紙と記入した申し込み用紙が返送されてきます。

こうなってしまうと手続きにかなり時間を要してしまうので、大変手間はかかってしまいますが、インフォメーションセンターで記入事項を電話で確認して郵送する事が望ましいです。

まとめ

病院への通院や、薬代などでお金がどんどん減っていって大変ですよね。そのためには毎月の固定費を節約しなければなりません。特に改善しやすいのが通信費の見直しです。

障害者割引を上手に使って少しでも生活が楽になれれば良いと思います。手続き等で大変ですが、乗り越えていきましょう!

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